・・・前回の続き
連載ブログ最終話です。
富士山周遊の旅で使ったのは日産ZE1型リーフです。
40kWモデルで購入して7年になりますが、SOHは未だに約90%でAIによればかなり超良好なバッテリー状態を維持しているという事です。
実際、エアコン点けても280kmくらいは走れて、250kmなら安心領域です。
そんな車ですが、車中泊するには狭くて無理でしょう??
この車を買った2019年の体内星まつりに行く直前に閃いて車中泊仕様にするための工作をしました。
そして実際にそれで車中泊をして来ました。
でもそれ以来車中泊をする機会は1度しかありませんでしたが、その時に作った工作物は現在もあります。
それがこれ。
背中から頭部に掛けて若干傾斜がありますが、意外とこの傾斜が寝心地が良いんです。

そして、なんと言ってもシート裏面の凹凸が無くなることで段違いな寝心地となります。
後部のシートを立てた状態で3枚の板がピッタリ収まる様に設計してあります。

作成当時のブログにも書いていますが、この板の下のスペースもカセットコンロなどの収納にも使えるので、ちょっとお湯を沸かしてコーヒー淹れるとかも即取り出して使えます。
ここに昼寝用のマットを敷けば安眠ベットになります。

マットもピッタリ収納できます。

でも、一度車中泊してから既に7年も経っているので、実際に再度試してみないと過不足が分からない部分もあるので、家の駐車場で確認のための車中泊をしてみる事にしました。
例えばこの季節だと寝る時に上に掛ける物はタオルケット程度で良いのか寝袋は必要か何も無くて良いのかや、ちょっとした朝食を食べるにも実際何が最低限有れば良いのかなど。
若い頃は随分とキャンプはやっていたのでそれなりの経験や知識、そして様々な部材も持っていますが、家族でのキャンプと一人で車中泊とでは随分と違うと思います。
それに周囲の環境も40年前とはかなり違ってますからね。
9時過ぎになり、実際に一晩寝てみることに。

気付き1:空気の流れを作らないと暑い
→FANを回そう
気付き2:エアコンまたはFANのみでも車のスイッチを入れる必要がある
→仕方ないこと(モバイルバッテリー用扇風機の購入?・・・④)
気付き3:車のスイッチを入れると、コクピット各種表示の明かりが思いの外明る過ぎる
→コクピット部の目隠しが必要・・・①
気付き4:エアコンを入れると温度設定を上げてもボンネット内のFANの音が回ったままでうるさい。(ガソリンエンジンの駆動音よりは静か)
→外気温が低いなら外気導入のFANだけを回そう
気付き5:外気温が22度なので外気導入にしたがなかなか涼しくならない
→後部座席の窓を蚊が入らない程度僅かに開けると空気が直ぐ入れ替わる
気付き6:外気導入だと場合によっては寒い
→タオルケットなどの掛ける物が必須
気付き7:外が明るくなると目が覚めてしまいそう
→窓の目張りやアイマスク購入が必要・・・②
気付き8:メインバッテリーの消費量が不安
→実測値を確認する・・・③
------上記①~③についての対処------
①コクピット部の目隠しが必要
段ボールで光が漏れない様に目隠しを作りました。

②アイマスク購入
目を圧迫しない立体アイマスクを買いました。

③消費電力のLEAF Spy-PROで実測値を確認する
エアコン駆動時・・・・・・・700W消費
エアコンOFFでFANのみ・300W消費
・消費率
エアコンを10時間駆動した場合7kW消費
7kW÷(40kW✕0.9)=19%の消費
(0.9は現在のバッテリーのSOHの値)
エアコンOFFでFANのみ10時間駆動した場合3kW消費
3kW÷(40kW✕0.9)=8%の消費
室内温度が設定値になると7kWは3kWになるので、設定温度と外気温によりエアコン消費量は変わるが、700Wを超える事は無かったので、これを最大値と見ればよさそう。
つまり、就寝前に余裕を持って50%程度のメインバッテリー残量が有った方が安心。
④モバイルバッテリー用扇風機の購入検討
車の12V電源使用だと万が一にもバッテリー上がりをしてしまうと車のコンピューターを起動できなくなって車が使えなくなるのでUSB接続の扇風機があれば良いかとも思いましたが、もし暑い時には車内の空気を動かしたところで暑いのでとりあえず今回の車中泊では却下。
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意外だった点としては「気付き4」のボンネット内のエアコンの放熱用FANって、エンジン車だと冷却部の温度によって入り切りすると思いますが、リーフはずっと回ったままでした。
エンジン車は自動で入り切りするのでONになるとエンジン音とFANの回転音が重なって振動も伝わって来て途中でその騒音で目が覚める事がありますが、リーフの場合逆にずっと一定の弱いノイズ音のままなので良く眠れそうです。
実は、この実験を行ったのが8月22日の夜で、一通りの確認を終えて眠りに付いて熟睡したころに例の関東地方に発せられた緊急地震速報で車内にその音声が響き渡って跳び起きました。
揺れが来るまでには5秒程度間がありましたが、はっきり言って寝ぼけていて真にその警報を正しく理解できていませんでした。(夢か誠か?的な)
余震の心配もあったので家の中に戻って自分のベッドで寝たので朝までの確認はできませんでした。
簡易対処ではありますが、これで一応車中泊の準備はできました。
------実践編-----
さーて、これで今回の富士山周遊で車中泊となった訳です。
車を停めたのは「道の駅富士吉田」。
充電設備も有って安心だし、富士山周遊の二日目の予定地にあったので絶好の場所でした。
・・・ところが。
現地に行って充電設備を探したのですが、何処にもない。
なんか、充電設備があるはずの場所は一帯フェンスが貼られて工事中になってる。
でも、電池容量は50%以上あったのでまあいい。
お腹空いたしお風呂にも入りたい。
事前に調べておいたところへ行く事に。
「富士山溶岩の湯 泉水」

ここは大きな入浴施設とお食事処の「はなの舞」と「焼肉だんらん」とホテルがオールインワンで揃っている素晴らしい施設です。
焼き肉を食べたかったので、服が臭くなるので食事を先に済ませました。

これとノンアルビールで2,500円。
お腹空き空きだったし、凄くおいしかった!!
ご飯は大盛を注文。
食事の後、廊下を通ってお風呂とホテル兼用の受付ロビーで入浴券900円を買って入浴します。
お風呂は大きくて広い露天風呂もありました。
内風呂は若者で混んでいたので露天風呂に出ると空いていてかなりゆっくりしました。
シャンプーもして焼肉臭くなった服も着替えてリセット。
これで車中泊も快適なはず。
道の駅に帰る途中でコンビニで朝用のおにぎりを2つとビールを一本買いました。
一人晩酌をして11時過ぎに寝ましたが、その時にスマホの時計見たら11:11。
ほ、ほー、またゾロ目だね。 安心して眠れるな・・・
朝は5:30に車の屋根に当る大粒の雨の音で目が覚めました。
今日は雨かぁ・・・
でも、10分もせずに雨は止んで静かになりました。
窓にも水滴が沢山付いてますが、もう降っていません。
でも、見えている車は殆どが車中泊をした車です。
30台くらい有ったと思います。

昨夜買っておいたおにぎりを食べて、洗面所に行って身支度です。

とっても綺麗な洗面台です。

トイレは洋式ですが残念ながらオシュレットは付いていませんでした。
でも、綺麗なトイレでした。

よほど明るくなってからの道の駅の建物です。
右側が工事中の場所です。

6時半ごろには職員の方が既に来て準備をしていたので聞いてみると、工事は新しい道の駅の建物を作っているそうで、本来は奥に充電設備があったので今は撤去されて建物と同時に再度新設されるとの事でした。
こんな感じで車中泊は快適にぐっすり寝れて帰りの高速の運転も快適でした。
なお、この日は涼しかったのでエアコンは使わず外気導入のFANだけで寝れました。
お風呂から戻った時に51%のバッテッリー残量で、朝見ると46%で5%の消費でした。
やはり実験での数値どおり、スイッチを入れた状態で約300Wh消費してました。
今後も役に立つデーターとなりました。
でも、1台だけエアコン点けて寝ていた軽自動車がありましたが、エアコンが定期的に起動するごとにエンジンの回転数が上がってFANベルトの音と共に爆音を放っていました。
これだけ込み合った場所では迷惑行為かも・・・
以上、富士山周遊の旅の連載終了です。
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